所在地 | 横浜市港北区大倉山1丁目と大豆戸町の一部 |
最寄駅 | 東急東横線大倉山駅 |
加盟店数 | 約60店舗 (2022年9月現在) |
主な行事 |
【2月】観梅会 【10月】秋の例大祭、ハロウィン装飾 【12月】冬のイルミネーション |
東急東横線大倉山駅改札を出て左
戦後の大倉山は、人々の粋と勢いに満ちていました。
昭和30年代に入ると新羽エリアに工場や第3京浜の港北インターができ、新幹線の開通によって大倉山駅前のバス通りの交通量も増加。
昭和40年代には大手スーパーも建ち始め、昭和53年には区役所が菊名から現在の位置(綱島街道沿い)へ移転。併せて金融機関が進出し、当時の大倉山レモンロード商店街(東口商店街)は1日に二千人もの通行量となりました。
「歩きやすい安全安心な街を作ろうじゃないか」と、大倉山エリアの4つの商店街が連合して大倉山商店街振興組合として法人を設立(商店数200店舗ほど)。 近代化の必要性を最も急ぐ東口商業協同組合が県や市に働きかけるための土台ができました。整備へむけ、「議論とはお互いの主張を熱く闘わせてこそ」との考えが主流の時代に、それぞれの商店主の意見を聞き、粘り強い交渉と調整を経て、困難を一つ一つ乗り越えていきました。
昭和56年、神奈川県初の商店街近代化事業として東口商店街の整備計画が採択されます。
計画の一つに、商店が自主的に1.5mのセットバックを設け歩道とすることが盛り込まれ、土地の一部を横浜市が買い取り、市主導の整備工事が開始。
昭和59年、念願の道路から一段高い歩道ができ、大倉山レモンロード商店街が誕生しました。爽やかさと明るさ、豊かさをこめたネーミングで、白(アイボリーホワイト)を基調としたシンプルで落ち着いた街が始動します。
歩道整備のおかげで歩きやすくなり、安全も確保され、さらにお買い物ごとにスタンプのたまる「梅スタンプ」キャンペーンでは、商店街の連携と共に街のにぎわいも生まれました。
先人たちの街や地域の人々を思う気持ちに後押しされ、これからも大倉山レモンロード商店会は大倉山へ来てくださるお客様の笑顔を願い、レモンのように爽やかな「行ってらっしゃい」「お帰りなさい」を送り続けます。
大倉山商店街振興組合
(大倉山レモンロード商店会)
(大倉山エルム通り商店会)
神奈川県横浜市港北区大倉山2丁目5-11 大倉山商店街振興会館
・東急東横線大倉山駅下車
・横浜市営バス「大倉山駅前」下車